こんにちは まさ@50です(@fausta_life50) 「パソコン操作が苦手でも、副業ってできるのかな?」 そう思っていた私が、いま取り組んでいるのがAIツールを活用したデータ入力と音声文字起こしの副業です。
昔からパソコンに苦手意識がありましたが、ChatGPTやWhisperなどのAIツールに出会ったことで、「これなら私にもできるかも」と思えるようになりました。
この副業の魅力は、特別なスキルや高価なソフトがいらないこと。在宅で、すきま時間を活かして始められる点も大きなポイントです。
この記事では、初心者でも無理なく取り組めるAI活用の副業として、「データ入力」と「音声文字起こし」の始め方を、私の体験談をまじえてご紹介します。
「難しそう…」と感じている方こそ、ぜひ読み進めてみてくださいね。

AIを使ったデータ入力・文字起こしとは?

まずは、「データ入力」や「文字起こし」とはどんな仕事なのか、そしてAIを使うと何が変わるのかを詳しく見ていきましょう。
■ データ入力とは?
アンケート結果や名簿、領収書の金額などを、指定のフォーマットに入力する仕事です。一見地味ですが、正確さが求められる作業で、黙々と作業するのが得意な人に向いています。
AIを使えば、以下のようなサポートが得られます:
- PDFや画像からの文字読み取り(OCR機能)
- テキスト形式の整形(ChatGPTで表や文章にまとめる)
- 入力のチェックや変換ミスの補助
たとえば、領収書画像をAIで自動読み取りし、金額や日付をスプレッドシートに自動で配置するなど、作業の時短につながります。
■ 音声文字起こしとは?
会議、セミナー、インタビューなどの音声を聞き取り、テキストに変換する仕事です。従来は一時停止を繰り返しながら入力していたため、非常に時間がかかっていました。
今では以下のような手順で効率的に作業できます:
- 音声ファイルをWhisperやNottaにアップロード
- 自動で文字起こしされたテキストをダウンロード
- ChatGPTなどで整形・誤字修正・敬語化などを行う
1時間の音声データが、30分程度で下書き化されることもあり、効率は格段にアップします。
おすすめのAIツール紹介

AIを活用した副業を始めるには、ツール選びがとても大切。ここでは、私が実際に使ってみて「これは便利!」と感じたツールをご紹介します。
■ ChatGPT
文章の整形や要約、表の作成などに活用できます。
- 例:「この文章を敬語にしてください」「A列とB列から簡単な表を作ってください」など
- データ入力の補助、音声文字起こし後の文章修正にも役立ちます
■ Whisper(オープンソースの音声認識AI)
- OpenAIが提供する音声認識エンジンで、精度が非常に高い
- インストールにはやや手間があるものの、日本語対応で無料
- 長時間の音声ファイルもまとめて一気に文字起こしできます
■ Notta / Voicedocs / Otter.ai
- ブラウザ上やスマホアプリで使える手軽な音声文字起こしツール
- 無料プランでも使える範囲が広く、初心者には特におすすめ
- 音声をアップロードするだけで、自動でテキスト変換してくれます
実際の仕事の流れと必要なスキル

ここでは、クラウドワークスやランサーズなどで実際に仕事を受ける流れを、初心者向けにステップごとで紹介します。
ステップ1:クラウドソーシングに登録する
まずは「クラウドワークス」「ランサーズ」などのサイトに無料登録。プロフィールに「正確で丁寧な入力が得意」「AIツールを活用できます」など、簡単な自己PRを記載しておくと◎。
ステップ2:仕事に応募する
「データ入力」や「音声文字起こし」と検索して、初心者OKの案件から応募してみましょう。最初は報酬よりも経験重視で、小さな案件から始めるのがおすすめです。
ステップ3:作業開始(AIツール活用)
・音声データをNottaなどで文字起こし→ChatGPTで整形・読みやすく調整 ・スプレッドシートへの入力補助にChatGPTやGoogle LensのOCR機能を使うことも可能
ステップ4:納品&フィードバック
納品時には、「AIを使って効率的に処理し、人の手で最終確認済み」と一言添えると信頼感アップ。フィードバックをもらったら、次回以降の応募にも活かしましょう。
音声・文字起こしの収入について
最初に音声・文字起こしの副業について単価の相場を具体的に理解しましょう
🔹【単価の相場を具体的に理解しよう】
文字起こしの種類 | 単価相場(1分あたり) | 特徴 |
---|---|---|
素起こし | 30円〜100円 | 「あー」「えー」なども含む完全起こし。初心者でも対応しやすい。 |
整文 | 50円〜150円 | 文脈を整えて読みやすく修正。「話し言葉」を「書き言葉」に。 |
要約 | 100円〜300円 | 要点だけを抜粋・構成する。高い日本語力と理解力が必要。 |
👛 例:30分の音声を整文で作業した場合
→ 1分100円 × 30分 = 3,000円 程度の収入が見込めます。
🔹【収入を増やすための3つのコツ】
① リピート案件を狙う(納期・品質を守る)
- 初回は安くても「丁寧な仕事」で信頼を得れば、2回目以降の継続案件につながる。
- クライアントに喜ばれるポイント:
- 誤字脱字が少ない
- 指示通りの形式で納品
- 期日厳守(納期遅れはNG)
- 返信が早い(連絡が取りやすい)
🔁 リピーターになると「非公開案件」で優先的に発注されることも!
② 整文・要約のスキルを磨いて単価アップ
- 素起こしだけだと単価は低め。
- 整文や要約ができると、1.5倍〜3倍の単価になる。
- 鍛えるべき力:
- 文法力・語彙力(自然な日本語に直す)
- 構成力(要点を整理し、読みやすくまとめる)
- 「話し言葉」→「文章言葉」への変換スキル
✏️ 書籍やニュース記事の要約練習も有効です。
③ 専門分野に特化して報酬UPを狙う
- 医療・法律・ビジネス分野など、専門知識が求められる音声は単価が高い。
- 専門用語の理解力が求められるため、対応できる人が少なく「希少価値」が上がる。
- 例:
- 医療系:学会・問診・医療インタビュー(用語が難しいが高単価)
- 法律系:裁判録音・弁護士インタビュー(専門性+機密保持が求められる)
- ビジネス:経営者インタビュー・社内研修など(頻度が多く継続案件になりやすい)
📘 知識ゼロでも、ネット検索+AI翻訳ツールを使えば意外と対応できる!
メリット・デメリットまとめ

AIツールを使った副業には、メリットと注意点の両方があります。ここではそれを整理して見てみましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
在宅でスキマ時間にできる | AIの誤変換を修正する手間がある |
特別な資格や経験が不要 | 単価の安い案件も多いため、効率重視が必要 |
パソコン初心者でも取り組める | 高速なタイピングや確認作業が求められる |
AIツールを活用して作業効率アップ | 使いこなすまでに多少の慣れが必要 |
とはいえ、在宅で安全に始められる副業としてはハードルが低く、「やってみたら意外とできた!」という声が多いジャンルです。
こまとめ
ポイント | 内容 |
---|---|
丁寧で信頼される仕事 | リピーターがついて安定収入に |
スキルアップ | 整文・要約で単価アップを目指す |
専門分野に挑戦 | 高単価案件が狙える |
よくある質問(FAQ)

Q. スマホだけでも始められますか?
A. はい、NottaやOtter.aiなどスマホ対応のツールを使えば、スマホでも文字起こし作業が可能です。ただし、データ入力案件などはパソコンの方が効率的です。
Q. パソコン操作が不安ですが大丈夫ですか?
A. 最初は戸惑うこともありますが、操作はシンプルなものばかり。YouTubeなどで操作動画も多数ありますので、調べながらゆっくり取り組めば問題ありません。
Q. ChatGPTやWhisperは無料で使えますか?
A. ChatGPTは無料版と有料版があり、Whisperは基本的に無料で使えます。ただし、ツールによっては一部機能が制限されていることがあります。
Q. 案件ってすぐに見つかるものですか?
A. タイミングによりますが、「初心者歓迎」「文字起こし」「入力作業」などで検索すれば、初心者向けの案件も継続的に募集されています。
Q. 年齢的に不利ではありませんか?
A. まったく問題ありません。むしろ「丁寧で落ち着いた対応ができる」といった評価を得られやすく、年齢よりも対応力や正確性が大切にされる仕事です。
まとめ

AIツールの進化により、これまで専門スキルが必要だった作業も、誰もが手軽に取り組めるようになってきました。
データ入力や音声文字起こしは、特別なスキルがなくても始められる副業のひとつ。さらにAIツールを活用すれば、時間効率も大幅にアップします。
「副業を始めてみたいけど何から手をつけていいかわからない」と迷っている方にこそ、まずは一度トライしてほしいジャンルです。
あなたのスキマ時間が、“収入”と“自信”に変わるきっかけになるかもしれません。