こんにちは まさ@50です(@fausta_life50) 6月25日にタイトルのメールが届きました
先日、Googleから「検索向け AdSense におけるアクセス制限付き機能(RAF)」に関するメールが届き、「これは一体どういうこと?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。
このRAF(Restricted Access Features)とは、検索向けAdSenseの一部高度な機能が、アカウントの運用状況やポリシー違反の有無によって使えなくなる仕組みのこと。2025年8月から正式に導入される新ルールです。
メールを読んでもいまいちピンとこなかった…という方のために、この記事では、
- RAFとは何か?
- どんな機能が制限対象なのか?
- どうすれば引き続き使い続けられるのか?
といったポイントを、図や表を交えてわかりやすく解説していきます。
AdSenseを活用しているすべてのサイト運営者にとって重要な内容ですので、ぜひ最後までお読みください!
AFS にアクセス制限付き機能が導入されます

🔍 AFS(AdSense for Search)とは?
AFS(検索向け AdSense)は、あなたのウェブサイトにGoogleの検索ボックスを設置して、
その検索結果ページに表示された広告から収益を得ることができる広告サービスです。
✅ 仕組みはシンプル
- あなたのサイトに検索ボックスを設置
- ユーザーがキーワードを入力して検索
- 検索結果ページにGoogle広告が表示
- 広告がクリックされると収益発生!
🧩 AFSのメリット
メリット | 内容 |
---|---|
💰 クリック報酬型 | 広告がクリックされるごとに収益が得られる(CPCモデル) |
🔎 ユーザーの検索意図に合致 | 検索ワードに関連する広告が表示されるため、高いマッチ度 |
🛠 カスタマイズ可能 | 検索ボックスや広告表示スタイルをある程度カスタムできる(RAF状態によって制限あり) |
📊 レポートあり | AFS専用のパフォーマンスレポートで成果を確認可能 |
🚨 注意点
- 2025年8月からは、AFSにおいて**RAF(アクセス制限付き機能)**が導入され、一部の高度な機能は利用制限が発生
- AFSを利用するには、AdSenseアカウントで「検索向けAdSense」が有効になっている必要がある
- AdSenseの通常の広告(ディスプレイ広告など)とは機能や管理画面が異なる部分がある
🎯 どんな人向け?
- 情報系・検索系コンテンツの多いサイト運営者
- サイト内検索を導入してユーザー体験を向上させたい人
- 通常のバナー広告以外でもマネタイズの幅を広げたい人
🎯 制限アクセス機能(RAF)とは?

RAF(Restricted Access Features) は、検索向け AdSense(AdSense for Search)で使用できる機能の一部で、アカウントの「状態(ステータス)」によって利用制限されるものです。2025年8月25日より適用が開始されますsupport.google.com+5support.google.com+5support.google.com+5。
✅ 対象の機能一覧
- 関連検索(Related Search)ユニット
- サジェスト語が5個以上
- ページ内に複数ユニット
- パートナー提供の用語使用
- スタイルの高度カスタマイズ
- 高さ・幅
- フォント
- アイコン
- レポート関連
- 500以上のチャネル使用可能
- クリックトラッキング機能(新機能) support.google.com+5support.google.com+5support.google.com+5
🧑🤝🧑 参加条件・資格
RAFを使えるのは:
- 検索向け AdSense にアクセスできるアカウントであること
- Googleアカウントマネージャーと連携し、RAFの利用を申請・確認済みであること support.google.com+5support.google.com+5support.google.com+5support.google.com
⚠ ストライク(違反警告)制度とステータスの変遷
RAFの利用にはアカウントの“クリーンさ”が重要で、一定の違反があれば利用が制限されます:
- ストライク(strike)とは
- RAF対象のポリシー違反:5回でストライク発生
- 1回の重大(egregious)違反でも即1ストライク support.google.com+2support.google.com+2support.google.com+2
ステータス変遷フロー
- Qualified(資格あり)
- ストライクなし → RAF完全利用可
- 1回目ストライク → Probation(猶予) 90日間
- 引き続きRAF利用可
- Probation中に2回目 → Revoked(取り消し) → RAF永久利用不可
- または、90日間ストライクなし → Qualifiedに復帰
- Qualified状態で2回目ストライク(2年以内) → Restricted(制限) 90日間利用不可
- 期間内に3回目ストライク → Revokedへ
- 期間内にストライクなし → Qualifiedに復帰
- Qualified状態で3回目ストライク(2年以内) → Revoked → RAF永久利用不可 support.google.com+3support.google.com+3support.google.com+3
ストライクの抹消
- ストライクは「違反から2年間」記録され、その後無ければアカウントから消去。
- ただし一度「Revoked」状態になると、ストライクは消去対象外です support.google.com
❓ FAQでよくある疑問

- Q重大違反とは
- A
「重大違反(Egregious violation)」とは、Google AdSense のポリシーにおいて特に深刻で、即時対応が必要とされる違反行為のことを指します。検索向けAdSenseのRAF制度では、たった1回の重大違反でも即座にストライク1回分としてカウントされるため、通常の違反よりも影響が大きいです。
🔥 重大違反の主な例(Googleポリシーより)
以下は、Googleの公式ポリシーに基づいた「重大違反」の代表例です:
違反内容 説明 ❌ 広告の意図的な誤誘導 ユーザーをだまして広告をクリックさせる(例:「ダウンロードはこちら」と見せかける) ❌ 虚偽のクリック誘導 自分で広告をクリックしたり、他人にクリックを依頼する行為 ❌ 広告コードの改ざん AdSenseの広告コードを勝手に変更し、不正に操作すること ❌ 違法コンテンツとの併用 違法なコンテンツ(著作権侵害・アダルト・薬物等)と広告を併用する行為 ❌ 自動トラフィック(ボット) トラフィックを自動化ツールで不正に発生させること ❌ 無効なインプレッション操作 人為的に広告の表示回数を増やす試み(リロードループなど)
- Q自分のRAFステータスは?
- A
2025年8月25日以降、AdSense管理画面に表示されます support.google.com
- Q過去の違反はカウントされるの?
- A
発効前に解決済みならカウントされず、8月25日時点で有効な違反がある場合のみカウントされます
- Qストライクはアカウント単位?
- A
プロパティではなく、アカウント全体で管理されます
- Qストライクやステータスに異議申し立てはできる?
- A
ストライク自体には不可。違反そのものはポリシーセンターで通常通りに再審査可能です
- QQualified以外の状態だと表示はどうなる?
- A
- Probation中:影響なし
- Restricted/Re
- 関連検索は5件サジェストまで、1ユニットのみ、Google提案語のみ
- レポートチャネルは500件にリセット
- クリックトラッキングは利用不可
✍️ ブログ向けポイントまとめ

ポイント | 内容 |
---|---|
何が変わる? | 検索向け AdSense の上級機能がアカウント状態によって制限 |
いつから? | 2025年8月25日〜 |
利用できる人は? | アカウントマネージャーが許可した良好な状態のアカウントのみ |
ストライクとは? | ポリシー違反で発生し、貯まると機能が制限される |
使えなくなるとどうなる? | サジェスト数やユニット数制限、チャネルリセット、トラッキング不可 |
戻すには? | 期間内に違反なく経過すれば「Qualified」に復帰 |
💡 ブログ執筆でのTips
- 機能制限の詳細を吹き出しやアイコンで直感的に解説
- ストライクフローを図解し、経過でステータスがどう変わるかを可視化
- 自分の事例や「どう対応すればいいか」のアドバイスを添えると説得力UP
AdSenseでの収益最大化を目指すなら、RAFの仕組みを正しく理解し、日頃から“クリーンな運用”を意識することがこれまで以上に重要です。定期的なポリシーチェックと、自分のアカウント状況の把握を忘れずに!